禁煙外来が一般的になってきており、「禁煙外来に行くとすぐ禁煙できるよ!」という声を頻繁に聞くようになってきました。
CMの効果もあってか、一番確実にかつ楽にやめるなら禁煙外来へ!という印象も強いわけです。
禁煙に挑戦したものの紆余曲折を経て、再禁煙をということで禁煙外来に行ってきました。
初診の際の内容と処方された薬「チャンピックス」について紹介していきます。
禁煙外来の初診で「したこと」と感想
禁煙外来に行くというのもなかなか勇気のいることだったのですが、まずは一歩をということで。
どこの病院に行くかから迷うわけですが、もちろん保険が適用できるところを探して、なんとな~く優しそうな雰囲気の院長先生がHPにいらしたので、そこに行くことに!
そして予約して行きました。
何気にちょっとドキドキしつつ行ったわけですが、行った先の病院は小児科と内科を併設している病院でして、院内は子供ばっかり(^_^;)
子供に混じって、禁煙外来を受けるというのは正直なんとも情けないような気持ちになり、タバコって一体何なんだろう・・・
という複雑な気持ちにおちいりました。
それはさておき、病院での流れは、普通に問診票を書いて、3枚綴のアンケートを書きました。
そのアンケートの内容は、禁煙依存度の採点シート。もう一枚はすいません忘れました。
3枚目は禁煙宣言書でした。
意気込んで行ったので「今日から禁煙!」と宣言書に書いたのですが、禁煙外来の流れで禁煙を実際に始めるのは、8日目からということで、若干肩透かしにあったわけですが、それが最善のプログラムであるならそれに従おうということで、喫煙生活1習慣延長。
さて、診察となり先生の前へ。
そう、HPで優しそうな顔をした院長先生です。
「禁煙することにしたんだ?」
「はい。」
「なんで禁煙することにしたの?」
「家族からの反対で・・・。」
「なるほどね(苦笑)子供はいるの?」
「2歳と0歳の子が二人。」
「へ~子供いるんだ・・・・あり得ないね!!子供がいるのにタバコ吸ってるなんてあり得ない!!」
「・・・?」
えええええ
優しそうな先生はどこに?めちゃくちゃ厳しいのでは・・・^^;
「まぁそれはそれとして辞めることにしたんだからしっかり辞めよう!」
ということで思っている以上に厳しそうな禁煙外来の治療が開始されました。
この後、診察において、禁煙外来でのプログラムの流れの説明とタバコを吸いたくなる理由と薬の説明。そして、体重測定、一酸化炭素濃度の測定を行いました。
中でも印象的だったのは先生に言われたことだったので以下にまとめておきます。
禁煙外来で厳しい先生に言われたこと。禁煙先生語録?!
思いの外厳しい先生に言われたことを備忘録としてまとめておきます。
・子供がいるのに吸っているなんてあり得ない!!
・喫煙は病気です!だから保険診療が聞くんです。
・最初の一週間はゆるく、2週間目からは気合の全力です!!
・吸ったらバレます!!うそ発見器があるんです。(呼気に含まれる濃度測定のこと。)
・一本だけと言って一本吸うのは何がまずいかと言うと、イライラした時やどうしても吸いたい時に一本だけ吸うと言う逃げ道をつくってしまうことが一番の問題。たばこを吸わないという一本の道筋だけを作ることが重要!
かなり忙しい病院だったので、テキパキとたんたんと歯に衣着せぬ言い方でサクサクと進行しザクザクと心に禁煙への一歩が刻まれたという印象でした。
禁煙外来に行く効果は、薬以上に先生からの強制力なのかもしれないと思う一回目の禁煙外来でした。
禁煙外来で処方された薬「チャンピックス」を飲んでみた感想。
気になるのは、禁煙外来のプログラムの内容と薬の効果・感想でしょうか。
まず、プログラムの内容としては、最初の一週間はタバコを吸いながら薬を飲むという流れ。
薬を飲むと吸いたいという気持ちがなくなるので、その一週間をかけてタバコの本数を減らしていく。
20本吸っているのであれば、初日は、20。二日目は15本。3日目は、10本。4日目は、5本。5日目は、3本。6日目は、2本。7日目は、1本。8日目から禁煙開始。以後一本も吸わないというもの。
そして、薬を飲む量は、3日目まで、0・5mgを一日一回。
4日目~7日目までは、0.5mgを朝晩一日二回。
そして禁煙開始の8日目からは、1mgを朝晩の一日二回を飲んでいくという流れ。
そして、このチャンピックスという薬。結構強い薬なのか、頭痛、吐き気、めまい、不眠、普段と違う夢を見る、腹痛、便秘などの副作用が出る可能性があるようです。
なので、全て食後に服用となっているとのことです。
さて「チャンピックス」という名の薬を飲んだ感想ですが、初回ということもあるのか、非常に効果が強いです。
さすが、ニコチンに代わるものと言うだけあって、飲んで5分も立たない内に効果がはっきりと出てきているのが分かります。
実際に吸いたいという気持ちもなくなり、タバコを吸っていなくても、集中力が続くし、若干ぼーっとするような感覚はあるものの、深く映画に集中している時のような感覚で、目の前のことに集中できます。
そして若干体温があがるのか、汗がじんわり出てくるほどです。
集中力困難におちいることが嫌で禁煙に踏み切れないという方にはかなりオススメできるのでは?と思うチャンピックス服用一回目の感想でした。
あ、ちなみに、集中力があがるように思えるのは、個人差があるのかもしれないです。薬の注意書きには、運転を控えるなど、注意力を必要とすることは避けるように書いてありますので^^;
私の場合は、禁煙中の集中力困難が酷いから集中力があがったように思えるという可能性もありますので、使用上は薬の注意書きをよく守ってくださいね!
禁煙外来の2回目の診察は、初回から2週間後ということですので、また禁煙外来の続きは報告していきますね!!